開催中の展示

  • 企画展
    2024.4.9-8.23
  • 展示企画

日本映画と音楽
1950年代から1960年代の作曲家たち

Japanese Cinema and Music: Composers in the 1950s and 1960s

概要

会場:
国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期:
2024年4月9日(火)~8月23日(金)
開室時間:
11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
*4/26、5/31、6/28、7/26の金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)
休室日:
月曜日および5月7日(火)~12日(日)は休室です。

観覧料:
一般250円(200円)/大学生130円(60円)/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」またはQRコードのプリントアウト)をご提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます。
*2024年5月18日(土)「国際博物館の日」は、無料でご覧いただけます。
主催:
国立映画アーカイブ
協力:
株式会社スリーシェルズ

 日本において映画産業が隆盛を極めた1950年代から1960年代にかけて、映画界はさまざまな芸術分野のエキスパートたちに協力を仰ぎ、作品を続々と送り出していました。その最たるものの一つが音楽です。とりわけ、日本で当時活躍した作曲家たちの多くが映画界と手を結び、その繁栄を力強く支えました。作曲家たちにとっても、映画のために音楽を書き下ろす仕事は自らの創作意欲を実践に移すための貴重な機会でもありました。彼らによって映画のために書かれた諸作品は、演奏会用作品とはまた一味違った魅力に溢れています。
 本年(2024年)は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える年でもあります。それを記念して、撮影所システムのもと各社が映画作品を量産していた1950年代から1960年代に映画界で活躍していた作曲家たちを取り上げ、貴重な自筆譜や製作資料などを通じて彼らの功績を顕彰します。
 また、本展覧会と連動して大規模な特集上映企画も開催、さらには当館初の試みとなる上映ホールを会場とした演奏会も催すことで、数多の作曲家たちがフィルムに刻み付けた音の軌跡を多面的に体感いただくことができます。日本映画の黄金時代を視覚面・音響面両方から深く味わうことのできるまたとない機会をお楽しみください。

 


富樫康著『日本の作曲家』(1956年) 
個人蔵


『狂った果実』(1956年、中平康監督、武満徹・佐藤勝共作)
パンフレット 個人蔵

「3人の会」 (黛敏郎, 芥川也寸志, 團伊玖磨)
(『3人の会による現代日本作品の夕』
演奏会プログラムより)(1962年) 
個人蔵

『白夫人の妖恋』(1956年、豊田四郎
監督、團伊玖磨作曲)自筆譜 
團伊玖磨アーカイヴズ所蔵

『君も出世ができる』(1964年、須川栄三監督、黛敏郎作曲)ソノシート 
個人蔵


『裸の島』(1960年、新藤兼人監督、林光作曲)レコード 
個人蔵


東宝撮影所のダビングルーム(1965年頃) 
個人蔵

展覧会の内容

映画黄金期の日本の作曲家たちに注目した初の大規模展示

当館初となる、日本の作曲家と映画についての展覧会です。「日本映画音楽の開拓者たち」「戦後クラシック音楽の旗手たち」「多様なバックグラウンドを持つ作曲家たち」の3つのセクションで、数多くの作曲家たちによって成し遂げられた多彩な功績について振り返ります。

自筆譜や製作資料などの貴重な資料で迫る製作の実態

作曲家本人の手による自筆譜や、音楽制作のための書き込みがある台本など、普段目にする機会の少ない貴重な資料を通じて、日本映画黄金期の映画製作の一端を音楽面から読み解きます。

充実した音楽展示

2022年度開催の「ポスターでみる映画史 Part 2 恐怖映画の世界」以来、お馴染みとなった音楽展示にもご注目。充実した音楽展示を通じて、日本映画黄金時代を彩った豊饒な響きを真に迫ってお楽しみいただけます。

上映ホールにて演奏会を実施

関連イベントとして、5月25日(土)に当館の上映ホールを会場とした演奏会を実施します。黄金時代の日本映画を彩った音楽で構成された、バラエティに富むプログラムにご期待ください。

大規模な上映企画とも連動

5月25日(土)から7月28日(日)には、同タイトルの大規模な特集上映も開催いたします。展覧会とあわせてご覧いただくことで、日本映画の黄金時代を視覚面・音響面両方から深く味わうことのできるまたとない機会をみなさまにご提供します。

出品リスト

凡例

※出品内容はやむを得ず変更される場合があります。

※本リストの通番と会場内での配列順序は一致していない場合があります。

 

表記なし=個人蔵

N=国立映画アーカイブ所蔵

 

イントロダクション 戦後日本映画の黄金時代――戦後日本音楽の黄金時代

1 書籍:富樫康著『日本の作曲家』(1956年)
2 書籍:大森盛太郎著『日本の洋楽 2』(1987年)
3 書籍:長木誠司著『戦後の音楽 芸術音楽のポリティクスとポエティクス』(2010年)
4 書籍:樋口隆一、林淑姫ほか編著『五線譜に描いた夢――日本近代音楽の150年』(2013年)
5 書籍:秋山邦晴著『日本の映画音楽史1』(1974年)
6 書籍:秋山邦晴著・高崎俊夫+朝倉史明編『秋山邦晴の 日本映画音楽史を形作る人々/アニメーション映画の系譜』(2021年)
7 書籍:小林淳著『日本映画音楽の巨星たち』全3巻(2001-2002年)
8 書籍:小野寺昭爾、岡明帆編『関西交響楽団/日本映画音楽演奏録音全記録「銀幕の黄金時代を駆け抜けた夢の跡」』(2012年)
9 書籍:『玉川こども百科 57 えいが』(1957年)
10 写真:東宝撮影所のダビングルーム(1965年頃)

第1章 日本映画音楽の開拓者たち

11 パンフレット:『虹を抱く処女』(1948年、佐伯清監督、早坂文雄作曲)
12 楽譜:『羅生門』(1950年、黒澤明監督、早坂文雄作曲)自筆譜[複写]
13 斎藤一郎から久松静児宛手紙(1953年)
14 台本:『生きものの記録』(1955年、黒澤明監督、早坂文雄作曲)編集スタッフ旧蔵台本 N
15 「早坂文雄映画音楽集」準備資料(1956年) N
16 プログラム:「日本の交響作品展 3 早坂文雄」(1979年)
17 プレス資料:『釈迦』(1961年、三隅研次監督、伊福部昭作曲)
18 冊子:「三菱未来館」(1970年)
19 書籍:伊福部昭著『管絃楽法』初版(1953年)
20 書籍:伊福部昭著、小林淳編『伊福部昭語る 伊福部昭映画音楽回顧録』(2014年)
21 書籍:伊福部昭著、小林淳編『伊福部昭綴る 伊福部昭論文・随筆集』(2013年)
22 書籍:伊福部昭著、小林淳編『伊福部昭綴るⅡ 伊福部昭論文・随筆集』(2013年)
23 冊子:「伊福部昭の世界」(1997年)
24 パンフレット:『西鶴一代女』(1952年、溝口健二監督)
25 斎藤一郎から久松静児宛手紙(1953年)
26 パンフレット:『浮雲』(1955年、成瀬巳喜男監督、斎藤一郎作曲)
27 台本:『鹿島灘の女』(1959年、山村聰監督、斎藤一郎作曲)作曲家旧蔵台本
28 プレス資料:『鹿島灘の女』(1959年、山村聰監督、斎藤一郎作曲)
29 雑誌:「キネマ旬報」1957年10月下旬号 N
30 雑誌:「アサヒグラフ」1955年2月16日号

第2章 戦後クラシック音楽の旗手たち

31 雑誌:「アサヒグラフ」1952年10月29日号
32 ポスター:「3人の会」第1回作品発表会ポスター(1954年) 日本近代音楽館所蔵
33 写真:『夜の蝶』(1957年、吉村公三郎監督)
34 書籍:團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎著『現代音楽に関する3人の意見』(1956年)
35 プログラム:「第5回 大阪国際フェスティバル・スーベニヤ・プログラム 第4巻『3人の会による現代日本作品の夕』」(1962年)
36 プログラム:「牧阿佐美バレエ団特別新作公演」(1968年)
37 雑誌:「音楽の友」1978年新年号
38 パンフレット:『戦国無頼』(1952年、稲垣浩監督、團伊玖磨作曲)
39 プレス資料:『雁』(1953年、豊田四郎監督、團伊玖磨作曲)
40 『(仮題)JAPAN NEW AND OLD』企画書(1955年)
41 楽譜:『白夫人の妖恋』(1956年、豊田四郎監督、團伊玖磨作曲)自筆譜 團伊玖磨アーカイヴズ所蔵
42 写真:『カラコルム』(1956年、伊勢長之助監督、團伊玖磨・黛敏郎共作)
43 楽譜:團伊玖磨作曲《管弦楽のための組曲〈シルクロード〉》(1962年)
44 パンフレット:『雪国』(1957年、豊田四郎監督、團伊玖磨作曲)
45 プレス資料:『雪国』(1957年、豊田四郎監督、團伊玖磨作曲)
46 プレス資料:『メソポタミア』(1957年、桑野茂監督、團伊玖磨作曲)
47 書籍:團伊玖磨著『朝の國夜の國 世界音楽紀行』(1957年)
48 ブルーリボン賞の賞状(1958年) 團伊玖磨アーカイヴズ所蔵 ※出品中止となりました
49 台本:『無法松の一生』(1958年、稲垣浩監督、團伊玖磨作曲)
50 楽譜:團伊玖磨作曲《フルートとピアノのためのソナタ》(1990年)
51 プレス資料:『おはん』(1958年、豊田四郎監督、未完成)
52 楽譜:團伊玖磨作曲《Cine-fantasia “The Rikishaw-man”》自筆譜[複写](1968年) 團伊玖磨アーカイヴズ所蔵
53 台本:『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960年、松林宗恵監督、團伊玖磨作曲) N
54 楽譜:『独立機関銃隊未だ射撃中』(1963年、谷口千吉監督、團伊玖磨作曲)第1ヴァイオリンパート譜 梶山弘子氏所蔵
55 雑誌:「アサヒグラフ」1964年6月5日号
56 プレス資料:『戦場にながれる歌』(1965年、松山善三監督、團伊玖磨作曲)
57 書籍:團伊玖磨著『かんゔぁせーしょん・たいむ 團伊玖磨音楽的対談集』(1969年)
58 書籍:團伊玖磨著『さしたる用事はなけれども 團伊玖磨対談集』(1973年)
59 書籍:團伊玖磨著『音楽の小径』(1978年)
60 書籍:團伊玖磨著『青空の音を聴いた 團伊玖磨自伝』(2002年)
61 パンフレット:『えり子とともに』(1951年、豊田四郎監督、芥川也寸志作曲)
62 パンフレット:『煙突の見える場所』(1953年、五所平之助監督、芥川也寸志作曲)
63 パンフレット:『地獄門』(1953年、衣笠貞之助監督、芥川也寸志作曲)「フランス・カンヌ第7回映画祭 グラン・プリ受賞記念特別鑑賞会」(1954年)
64 パンフレット:『たけくらべ』(1955年、五所平之助監督、芥川也寸志作曲)
65 楽譜:『赤穂浪士』(1964年、TV、芥川也寸志作曲)自筆譜 日本近代音楽館所蔵
66 楽譜:『花のれん』(1959年、豊田四郎監督、芥川也寸志作曲)自筆譜 日本近代音楽館所蔵
67 パンフレット:『花のれん』(1959年、豊田四郎監督、芥川也寸志作曲)
68 プレス資料:『猫と庄造と二人のをんな』(1956年、豊田四郎監督、芥川也寸志作曲)
69 雑誌:「キャットライフ」創刊号(1972年)
70 楽譜:浜坂福夫編著『演奏会でも使える ギター映画音楽名曲集』(1966年)
71 パンフレット:『花嫁の峰 チョゴリザ』(1959年、伊勢長之助監督、芥川也寸志作曲)
72 雑誌:「アサヒグラフ」1966年10月14日号
73 プレス資料:『地獄変』(1969年、豊田四郎監督、芥川也寸志作曲)
74 『八甲田山』(1977年、森谷司郎監督、芥川也寸志作曲)音楽ロール表 日本近代音楽館所蔵
75 写真:『八つ墓村』(1977年、野村芳太郎監督、芥川也寸志作曲)予告篇
76 ポスター:『鬼畜』(1978年、野村芳太郎監督、芥川也寸志作曲)
77 書籍:芥川也寸志著『私の音楽談義』(1956年)
78 書籍:芥川也寸志著『音楽の基礎』(1971年)
79 書籍:芥川也寸志著『人はさまざま 歩く道もさまざま 芥川也寸志 対話集』(1978年)
80 書籍:芥川也寸志著『続 人はさまざま 歩く道もさまざま 芥川也寸志 対話集』(1978年)
81 書籍:芥川也寸志著『音楽の旅』(1981年)
82 書籍:出版刊行委員会編『芥川也寸志 その芸術と行動』(1990年)
83 プレス資料:『帰郷』(1950年、大庭秀雄監督、黛敏郎・吉澤博共作) N
84 楽譜:『カルメン故郷に帰る』(1951年、木下惠介監督、木下忠司作詞・黛敏郎作曲)主題歌出版譜
85 プレス資料:『赤線地帯』(1956年、溝口健二監督、黛敏郎作曲) N
86 パンフレット:『気違い部落』(1957年、渋谷実監督、黛敏郎作曲)
87 楽譜:黛敏郎作曲《プリペアド・ピアノと弦楽のための小品》(1958年)
88 プレス資料:『女であること』(1958年、川島雄三監督、谷川俊太郎作詞・黛敏郎作曲)
89 『君も出世ができる』(1964年、須川栄三監督、谷川俊太郎作詞・黛敏郎作曲)ソノシート
90 ポスター:『君も出世ができる』(1964年、須川栄三監督、谷川俊太郎作詞・黛敏郎作曲)
91 楽譜:『天地創造』(1966年、日本公開同年、ジョン・ヒューストン監督、黛敏郎作曲)主題歌出版譜
92 楽譜:『やくざ戦争 日本の首領ドン』(1977年、中島貞夫監督、黛敏郎作曲)自筆譜[複写]
93 書籍:黛敏郎著『題名のない音楽会』(1981年)
94 書籍:西耕一、市川文武編『黛敏郎の世界』(2010年)
95 プレス資料:『東京物語』(1953年、小津安二郎監督、斎藤高順作曲) N
96 楽譜:「小津安二郎映画音楽ピアノ作品集」(2018年)
97 CD:「東京物語~斎藤高順・ピアノ曲集」(2018年)
98 楽譜:『地の群れ』(1970年、熊井啓監督、松村禎三作曲)自筆譜[複写]
99 レコード:『忍ぶ川』(1972年、熊井啓監督、松村禎三作曲)
100 プレス資料:『古代の美』(1958年、羽田澄子監督、矢代秋雄作曲) N
101 プレス資料:『ピアノへの招待』(1959年、奥山大六郎監督、矢代秋雄作曲) N
102 楽譜:矢代秋雄作曲《ピアノ協奏曲》(1967年)
103 書籍:矢代秋雄著『オルフェオの死』(1977年)
104 楽譜:『愛情』(1956年、堀池清監督、眞鍋理一郎作曲)自筆譜
105 楽譜:『太陽の墓場』(1960年、大島渚監督、眞鍋理一郎作曲)自筆譜
106 台本:『太陽の墓場』(1960年、大島渚監督、眞鍋理一郎作曲)作曲家旧蔵台本
107 大島渚から眞鍋理一郎宛手紙(1961年)
108 プレス資料:『裸の島』(1960年、新藤兼人監督、林光作曲) N
109 楽譜:『林光の器楽』(2013年)
110 レコード:林光作曲『裸の島』(1960年、新藤兼人監督、林光作曲)
111 書籍:林光著『林光音楽の本』(1971年)
112 書籍:林光著『楽士の席から 私の戦後音楽史』(1978年)
113 書籍:林光著『現代作曲家探訪記 楽譜からのぞく世界』(2013年)
114 パンフレット:『狂った果実』(1956年、中平康監督、武満徹・佐藤勝共作)
115 プレス資料:『他人の顔』(1966年、勅使河原宏監督、武満徹作曲) N
116 『他人の顔』(1966年、勅使河原宏監督、武満徹作曲)ダビング表 草月会所蔵
117 楽譜:武満徹作曲《3つの映画音楽》(1997年)
118 台本:『東京战争戦後秘話』(1970年、大島渚監督、武満徹作曲) 監督旧蔵台本 大島渚プロダクション所蔵
119 楽譜:『日本映画の百年』(1995年、大島渚監督、武満徹作曲)スコア[複写] 大島渚プロダクション所蔵
120 プレス資料:『写楽』(1995年、篠田正浩監督、武満徹作曲) N
121 プログラム:特集上映「夢想 武満徹・映像と音の世界」(1999年)
122 書籍:武満徹著『ひとつの音に世界を聴く 武満徹対談集』(1975年)
123 書籍:蓮實重彥、武満徹著『シネマの快楽』(1986年) N
124 書籍:秋山邦晴、武満徹著『シネ・ミュージック講座 映画音楽の100年を聴く』(1998年)
125 書籍:武満徹著『映像から音を削る 武満徹映画エッセイ集』(2011年)
126 書籍:齋藤慎爾、武満眞樹編『武満徹の世界』(1997年)
127 雑誌:「映画評論」1959年5月号

第3章 多様なバックグラウンドを持つ作曲家たち

128 雑誌:「映画雑徒」9号(1978年)
129 レコード:佐藤勝作曲『用心棒』(1961年、黒澤明監督、佐藤勝作曲)
130 レコード:佐藤勝作曲『赤ひげ』(1965年、黒澤明監督、佐藤勝作曲)/『天国と地獄』(1963年、黒澤明監督、佐藤勝作曲)
131 楽譜:『赤ひげ』(1965年、黒澤明監督、佐藤勝作曲)自筆譜[複写]
132 写真:『赤ひげ』(1965年、黒澤明監督、佐藤勝作曲)予告篇
133 プログラム:特集上映「佐藤勝の映画音楽」(2000年) N
134 書籍:佐藤勝著『音のない映画館』(1986年) N
135 書籍:佐藤勝著『300/40 その画・音・人』(1994年) N
136 プレス資料:『社長紳士録』(1964年、松林宗恵監督、山本直純作曲) N
137 楽譜:『男はつらいよ』(1969年、山田洋次監督、山本直純作曲)自筆譜 山本純ノ介氏所蔵
138 「オーケストラがやって来た」DVDボックス(2014年)
139 楽譜:『忍びの者』(1962年、山本薩夫監督、渡辺宙明作曲)自筆譜[複写] 渡辺俊幸氏所蔵
140 台本:『忍びの者』シリーズ 作曲家旧蔵台本(1962-1965年) 田野倉健之氏所蔵
141 書籍:渡辺宙明述、小林淳編『作曲家 渡辺宙明』(2017年) N
142 プログラム:「渡辺宙明卆寿記念コンサート」(2015年) N
143 書籍:セルゲイ・エイゼンシュテイン著、佐々木能理男訳『映畫の辯證法』(1948年)
144 プレス資料:『見上げてごらん夜の星を』(1963年、番匠義彰監督、いずみたく作曲) N
145 書籍:いずみたく著『ドレミファ交遊録』(1970年)
146 書籍:金井喜久子著『琉球の民謡』(1954年)
147 パンフレット:『八月十五夜の茶屋』(1956年、日本公開1957年、ダニエル・マン監督、金井喜久子作曲)
148 ロビーカード:『八月十五夜の茶屋』(1956年、日本公開1957年、ダニエル・マン監督、金井喜久子作曲)[アメリカ版] N(和田誠コレクション)
149 ポスター:『わが生涯のかゞやける日』(1948年、吉村公三郎監督、吉澤博・木下忠司共作) N
150 書籍:『ヨッちゃん 吉澤博さんの思い出』(1988年)

レコードギャラリー

151 「日本の映画音楽 第1集 黛敏郎の世界」(1978年) N
152 「日本の映画音楽 第2集 林光の世界」(1978年) N
153 「日本の映画音楽 第3集 佐藤勝の世界」(1978年) N
154 「日本の映画音楽 第4集 伊福部昭の世界」(1978年) N
155 「日本の映画音楽 第5集 真鍋理一郎の世界」(1978年) N
156 「日本の映画音楽 第6集 八木正生の世界」(1978年) N
157 「日本の映画音楽 第7集 芥川也寸志の世界」(1978年) N
158 「日本の映画音楽 第8集 松村禎三の世界」(1978年) N
159 「日本の映画音楽 第9集 間宮芳生の世界」(1978年) N
160 「日本の映画音楽 第10集 木下忠司の世界」(1978年) N
161 「日本の映画音楽 第11集 武満徹の世界」(1978年) N
162 「映画を聴きましょう 日本映画主題音楽集」(1962年)
163 「映画を聴きましょう 日本映画主題音楽集 第2集」(1962年)
164 「映画館という名の演奏会場」(1966年)
165 「オリジナル・サウンドトラック 日本の映画音楽~毎日映画コンクール音楽賞受賞作品集~ 1946-1961」(1978年)
166 「オリジナル・サウンドトラック 日本の映画音楽~毎日映画コンクール音楽賞受賞作品集~ 1962-1977」(1978年)
167 「SF特撮映画音楽全集 特典レコード」(1983年)
168 『天地創造』(1966年、日本公開同年、ジョン・ヒューストン監督、黛敏郎作曲)
169 『日本海大海戦』(1969年、丸山誠治監督、佐藤勝作曲)
170 『地獄変』(1969年、豊田四郎監督、芥川也寸志作曲)
171 『赤毛』(1969年、岡本喜八監督、佐藤勝作曲)/『風林火山』(1969年、稲垣浩監督、佐藤勝作曲)
172 『恋の大冒険』(1970年、羽仁進監督、いずみたく作曲)
173 『エロス+虐殺』(1970年、吉田喜重監督、一柳慧作曲)
174 『ある兵士の賭け』(1970年、キース・ラーセン、千野皓司、白井伸明共同監督、山本直純作曲)
175 『東京战争戦後秘話』(1970年、大島渚監督、武満徹作曲)
176 『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971年、岡本喜八監督、佐藤勝作曲)
177 『愛のコリーダ』(1976年、大島渚監督、三木稔作曲)
178 『やくざ戦争 日本の首領ドン』(1977年、中島貞夫監督、黛敏郎作曲)
179 『八甲田山』(1977年、森谷司郎監督、芥川也寸志作曲)
180 『鬼畜』(1978年、野村芳太郎監督、芥川也寸志作曲)
181 『ゴジラ』(1954年、本多猪四郎監督、伊福部昭作曲)ほか
182 『お吟さま』(1978年、熊井啓監督、伊福部昭作曲)
183 『羅生門』(1950年、黒澤明監督、早坂文雄作曲)/『七人の侍』(1954年、黒澤明監督、早坂文雄作曲)

ポスターギャラリー

184 『山椒大夫』(1954年、溝口健二監督、早坂文雄作曲) N
185 『コタンの口笛』(1959年、成瀬巳喜男監督、伊福部昭作曲) N
186 『恋文』(1953年、田中絹代監督、斎藤一郎作曲) N
187 『我が恋は燃えぬ』(1949年、溝口健二監督、伊藤宣二作曲) N
188 『手をつなぐ子等』(1948年、稲垣浩監督、大木正夫作曲) N
189 『お國と五平』(1952年、成瀬巳喜男監督、清瀬保二作曲) N
190 『モスラ』(1961年、本多猪四郎監督、古関裕而作曲) N
191 『流轉』(1956年、大曾根辰保監督、鈴木静一作曲) N
192 『血煙高田の馬場』(1937年、稲垣浩・マキノ正博監督、高橋半作曲)[再公開版] N
193 『無法松の一生』(1943年、稲垣浩監督、西梧郎作曲)[再公開版] N
194 『虎の尾を踏む男達』(1945年製作・1952年公開、黒澤明監督、服部正作曲) N
195 『四人目の淑女』(1948年、渋谷実監督、服部良一作曲) N
196 『下郎の首』(1955年、伊藤大輔監督、深井史郎作曲) N
197 『「動物園物語」より 象』(1957年、山本嘉次郎監督、渡辺浦人作曲) N
198 『無法松の一生』(1958年、稲垣浩監督、團伊玖磨作曲) N
199 『影の車』(1970年、野村芳太郎監督、芥川也寸志作曲) N
200 『鶏はふたたび鳴く』(1954年、五所平之助監督、黛敏郎作曲) N
201 『東京暮色』(1957年、小津安二郎監督、斎藤高順作曲) N
202 『地の群れ』(1970年、熊井啓監督、松村禎三作曲) N
203 『ゴジラ対メガロ』(1973年、福田純監督、眞鍋理一郎作曲) N
204 『名もなく貧しく美しく』(1961年、松山善三監督、林光作曲) N
205 『他人の顔』(1966年、勅使河原宏監督、武満徹作曲)[国際版] N
206 『夜の蝶』(1957年、吉村公三郎監督、池野成作曲) N
207 『士魂魔道 大龍巻』(1964年、稲垣浩監督、石井歓作曲) N
208 『エロス+虐殺』(1970年、吉田喜重監督、一柳慧作曲) N
209 『社長三代記』(1958年、松林宗恵監督、宅孝二作曲) N
210 『千夜一夜物語』(1969年、手塚治虫監督、冨田勲作曲) N
211 『国際秘密警察 鍵の鍵』(1965年、谷口千吉監督、別宮貞雄作曲)
212 『公式長編記録映画 日本万国博』(1971年、谷口千吉監督、間宮芳生作曲) N
213 『聖母観音大菩薩』(1977年、若松孝二監督、三木稔作曲) N
214 『独立愚連隊西へ』(1960年、岡本喜八監督、佐藤勝作曲) N
215 『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(1976年、山田洋次監督、山本直純作曲)
216 『マジンガーZ対デビルマン』(1973年、勝間田具治監督、渡辺宙明作曲) N
217 『赤頭巾ちゃん気をつけて』(1970年、森谷司郎監督、いずみたく作曲) N
218 『嵐を呼ぶ友情』(1959年、井上梅次監督、大森盛太郎・河辺公一共作) N
219 『東京湾炎上』(1975年、石田勝心監督、鏑木創作曲) N
220 『風花』(1959年、木下惠介監督、木下忠司作曲) N
221 『サラリーマン忠臣蔵』(1960年、杉江敏男監督、神津善行作曲) N
222 『サイボーグ009』(1966年、芹川有吾監督、小杉太一郎作曲) N
223 『惑星大戦争』(1977年、福田純監督、津島利章作曲) N
224 『若大将対青大将』(1971年、岩内克己監督、萩原哲晶作曲) N
225 『アルプスの若大将』(1966年、古澤憲吾監督、広瀬健次郎作曲) N
226 『東京の休日』(1958年、山本嘉次郎監督、松井八郎作曲) N
227 『クレージー作戦 先手必勝』(1963年、久松静児監督、宮川泰作曲) N

イベント

トークイベント

※日時等、詳細は後日お知らせいたします

ゲスト講師によるギャラリートークや当館研究員による展示品解説を実施します。 

申込不要、参加無料(展示室内で開催のトークは、観覧券が必要です)

演奏会

映画音楽がやって来た!「日本映画と音楽」特別演奏会

2024年5月25日(土) 3:00pm 開演

会場:長瀬記念ホール OZU [2階]

指揮:野村英利
演奏:オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘、ドラムス:重本遼大郎)、山本澄奈(ソプラノ独唱)、根岸一郎(バリトン独唱)、ヒーロー・コーラス(合唱)

解説:藤原征生(国立映画アーカイブ特定研究員)

※詳細はこちらをご覧ください。

関連上映企画

上映企画「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」

会期:2024年5月25日(土)~7月28日(日)

会場:長瀬記念ホール OZU [2階]

※詳細はこちらをご覧ください。

演奏会(チケット購入)

映画音楽がやって来た!「日本映画と音楽」特別演奏会

共催:国立映画アーカイブ、株式会社スリーシェルズ

日時:2024年5月25日(土) 15時00分開演(14時30分開場)

会場:長瀬記念ホール OZU [2階]

定員:310席(定員制、全席指定席)

 

出演

※出演者は変更の可能性がございます

オーケストラ・トリプティーク
 指揮   野村英利
 1stヴァイオリン   三宅政弘
 2ndヴァイオリン   荒井智子
 ヴィオラ   伊藤美香
 チェロ   竹本聖子
 フルート   石田由子
 クラリネット   松本玲香
 トランペット   岩波俊光
 トロンボーン   山本靖之
 ドラムス   重本遼大郎
 エレクトーン   竹蓋彩花
 PA   磯部英彬

ソプラノ独唱:山本澄奈
バリトン独唱:根岸一郎
ミュージカル・ソー (音楽用のこぎり) 独奏:安田崇

合唱:ヒーロー・コーラス

解説:藤原征生(国立映画アーカイブ特定研究員)

 


オーケストラ・トリプティーク
撮影:渡會裕


山本澄奈
©︎ FUKAYA / auraY2

曲目

以下の映画作品からメインテーマを中心に、印象深い楽曲の数々を演奏いたします。

 

※曲目は変更の可能性がございます

 

團伊玖磨:『白夫人の妖恋』『雪国』『無法松の一生』『ゲンと不動明王』

斎藤高順:『東京暮色』

眞鍋理一郎:『白鳥の歌なんか聞えない』『ゴジラ対ヘドラ』『ゴジラ対メガロ』

佐藤勝:『若者たち』『ゴジラ対メカゴジラ』

芥川也寸志:『煙突の見える場所』『猫と庄造と二人のをんな』『ゼロの焦点』『破戒』『赤穂浪士』

林光:『裸の島』

間宮芳生:『太陽の王子 ホルスの大冒険』『火垂るの墓』

いずみたく:『宇宙大怪獣ギララ』

黛敏郎:『カルメン故郷に帰る』『女であること』『幕末太陽傳』『炎上』『君も出世ができる』

 

チケット販売

オンライン販売
5月2日(木)11時[予定]から開演15分前まで 

窓口販売
演奏会当日14時から開演5分前まで若干数(座席選択不可)

・未就学児童は入場できません。
・公演中は曲目解説中に限り入場可能です。
・申込済チケットの照会は「申込済チケット照会」を選択ください。
・窓口でご購入いただける当日券は1名につき1枚のみです。

 

チケット料金

  一般 障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)
通常料金 4,500円 3,600円
オンライン販売 5月2日(木)11時[予定]から開演15分前まで
窓口販売
(1階)
演奏会当日14時から開演5分前まで若干数(座席選択不可)

 

・未就学児童は入場できません。
・公演中は曲目解説中に限り入場可能です。
・障害者手帳をお持ちの方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。

 

入場方法

・開場は14時30分です。
・入場時に、QRコードをスマホ画面または印刷したものでご提示ください(ご提示がない場合は入場できません)。
・公演中は曲目解説中に限り入場可能です。